ワンダフル・ワールド…

私は分身を創ってみてはじめて私自身を知ることができた。

私という分身は次々と分身を増やしていった。
しかしどんなに分身を増やしても私は私、ただそれだけだった。
そこで私はつぎにある計略を試みた。

分身たちに魔法をかけたのだ。

《私であるということを忘れて夢をみるように》

そうプログラムしたのだ。

おかげで私は退屈しなくなった。




※



あなたの意思が強ければ強いほど魔法は頑固だ。
挑めば挑むほど、もがけばもがくほど魔法の縛りは力を増して固く締まるはずだ。

しかし、魔法というヒントのキーワードに辿り着いただけでもあなたはもうけものだ。

あとの人生は魔法にかかったふりをして楽しもう…

すべてを任せ、委ねて…

自分が創作したプログラムがどれほど驚異的であるのか、味わってみようではないか。

魔法が解けて夢から覚めたとき、きっとあなたは至上の満足感に包まれるはずだ。

そして思うだろう。

『つぎはもっと強い魔法をかけなければと…』

崖の上のボロ庵宿坊ものぐさ帖

山梨の昇仙峡という山奥の景勝地にていやし処という名ばかりの小さな無料休憩所と宿坊をそっと開いています。 そこで…日々の暮らし…思いを…つれづれにまかせて…綴っています。 住所 400-1214 山梨県甲府市高成町998旧見晴らし亭 090 6194 8399 山梨昇仙峡充円寺分院 sorag0211@gmail.com

1コメント

  • 1000 / 1000

  • べつばら

    2019.07.13 14:02

    自分の分身、 イマジナリーコンパニオン? を増やしてゆき 魔法をかける?  (;・∀・)